2020年05月02日

外壁塗装ではなぜ高圧洗浄がなぜ必要なのか?

外壁や屋根の表面に塗装してできた塗膜は、毎日屋外で紫外線、雨風、排気ガスなどにさらされているので、

年月とともに耐久性が劣化していきます。

劣化した場合は、そのままボロっと丸ごととれるわけではなく、少しずつ粉化していくのです。

これを塗料の「チョーキング現象(白亜化現象)」と言います。

外壁の表面を手で触ると塗装と同じ色の粉が手につくようになりますので、

自宅の外壁にチョーキング現象が起こっているかどうかはすぐに見つけることができます。

チョーキング現象がある外壁にそのまま塗料を塗っても、劣化した塗膜には粘着力がなくなっています。

つまり、一緒に新しく塗った塗料まで剥がれてしまう可能性がございます。

塗装から年数が経過していなくても本来の耐用年数を迎える前に外壁は修復が必要な状況になってしまうのです。

実際、弊社へのお問い合わせの中にも、「塗装から1年しか経っていないのにすぐに剥がれてしまった」というご相談が寄せられます。

外壁塗装における高圧洗浄作業は、せっかく塗装した塗料がたった数年で剥がれてしまわないように、

外壁の表面にある古い塗膜を取り除くために行われているのです。

もちろん古い塗膜以外にも、カビ、藻、汚れ、チョーキングの粉、コケなど外壁表面の様々な汚れをまとめて落とすことも高圧洗浄の目的です。

外壁塗装における高圧洗浄作業は「汚れを落とすため」というよりも、「旧塗膜などをまとめて落とすため」といった方がわかりやすいかと思います。

洗浄には色々な意味、目的がございますので、念頭に置いて損は無いかと思います。



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Posted by 福岡塗装 at 09:22 │外壁塗装